ブラジル日本移民史料館
ブラジル日本移民の歴史に関する最大規模かつ最も豊富な史料を保有
ブラジル日本移民史料館は、ブラジル日本移民の歴史に関する最大規模かつ最も豊富な史料を保有しています。
開館時(1978年6月18日)、当時の皇太子・明仁親王殿下(第125代天皇)とガイゼル元大統領(故人)
当館が保有している、当時の移民たちが使用していた物品(様々な書類、写真、雑誌、マイクロフィルム、レコード、絵画、家庭用品、作業用品、着物など)は約9万7000点にも及びます。
文協ビルの7、8、9階に位置する同史料館の展示方法を巡っては、明瞭明確で分かりやすく、模範的な史料館であるとの高い評価を得ています。また移民に特化した図書館(3階)には日系社会で発行された新聞を含む何千点もの史料や写真が保管されています。
同館は、日本移民の歴史を残し後世に伝えなければ、と考え行動した初期移民たちの努力の結晶の賜物です。文協は日伯両国で大規模な資金調達キャンペーンを展開し、そこで得た資金をもとに1978年にオープンさせました。
40年経った現在もなお、同館はブラジルにおける日本人移民史を今に伝える重要な拠点としての使命を果たすべく、2018年には、展示施設の大規模な改修および近代化、2019年には新しく研究・教育スペースを追加するなど、常に趣向を凝らして来館者を迎えています。
コレクション
移民たちが当時使用していた日用品や開拓中に書かれた日記、生活の様子を描いた絵画、出版された様々なジャンルの本などは、ブラジル日本人移民の歴史を記録するための重要な史料となっています。
ビデオ
写真
史料館にある約1万枚の写真は、それら一枚一枚が移民歴史の断片を記録する貴重な史料として大切に保管されています。これらを保存するため、現在、写真のデジタル化作業が進められています。
販売コーナー
制作中
ブラジル日本移民史料館場所:
Local: Rua São Joaquim, 381 , Liberdade ,São Paulo , SP
3 階 – 史料館事務所,史料館図書館
7・8・9階 – 移民史料館常設展示場
移民史料館営業時間:
日 時:火~日曜日、午後1時30分から午後5時まで
入場料:
・大人 :16レアル
・学生(学生証提示のこと):8レアル
・5〜11歳の子供:8レアル
・60歳以上:8レアル
・案内付見学:150レアル
(要予約/1グループ50名まで/所要時間約60分/火~金曜)
史料館図書館*/史料館事務所(3階)
月~土 9時~17時
*閲覧室でのみ可
図書館の書籍及び史料の閲覧は事前申込が必要です。メールに閲覧希望日時を記載し、送付してください。同じく資料調査室利用希望の場合も、事前に研究プランあるいは見学希望内容を記載し、メールにて申し込みください。
お問い合わせ: (11) 3209-5465 ou 3208-1755 (ramal 117)
メール: museu@bunkyo.org.br