アルキミンサンパウロ州知事が第17回日本祭りを応援

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2月3日午後、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)会長園田 昭憲氏、そして第17回日本祭り執行委員会委員長山田康夫氏と副会長市川利雄氏が、在サンパウロ日本国総領事館福島教輝総領事と州議会議員西本エリオ氏そしてブラジル日本文化福祉協会(文協)副会長呉屋春美氏を伴い、ジェラルド・アルキミンサンパウロ州知事によってバンデイランテス官邸に迎えられました。

その際、西本エリオ州議会議員は、移民エキスポセンターの管理業者変更ゆえに2013年には300,000レアルだった賃貸料が2014年には580,000レアルに値上げされたことが、現在日本国外で行なわれる最大の日本文化祭りとみなされている日本祭りの経済運営に悪影響を与えることの懸念を表しました。

サンパウロ州がそのような重要なイベントを主催することに強い関心を抱いているアルキミン知事は、直ちに地方発展計画の秘書ジュリオ・セメグヒニに電話し、その問題を検討し、西本エリオ議員にもっとも良い解決策を通達するよう指示しました。

アルキミン知事は新しい認可に伴って、過去においてサンパウロ州農業局が市中心の旧エスプラナーダホテルビルに移転させられたア二ェンビコンベンションセンターの場合のように、その場所に新しいホテルや付加的エリアが建設されるだろうと説明しました。

日本祭り副執行委員長市川利雄氏は「この短期間内に行なわれた不可解な再調整は計画に深刻な問題をもたらします。これまでずっと共同体文化の大きなイベントを支持されてきたアルキミン知事と共に西本エリオ議員の干渉を要請します」と指摘しました。

福島教輝総領事はブラジル日系社会に対するアルキミン知事の特別な気遣いに感謝し、2015年にはブラジル日伯修好条約(1895年11月5日)120周年を祝うことに触れました。領事はまた日本ブラジル両国政府間で計画される活動のためのサンパウロ州の支持を期待していることを強調しました。そして、知事の前向きな返答をいただきました。

03文協副会長呉屋春美氏は6月28~29日に文協所有の国士舘大学スポーツセンター(サンロッケ市、サンパウロ市より西50Kmに位置)で予定されている第18回文協桜祭開会式の招待状を知事に手渡しました。

呉屋副会長は文協に属している所有権は1997年に日本の国士舘大学から贈与され、それ以来大学敷地内で日本の花のシンボルである桜の開花を記念してイベントが行なわれてきたことを説明しました。

呉屋副会長はまた、バンデイランテス官邸にて行なわれた2011年東日本大震災の被災者を援助するキャンペーン式典が表紙となっている文協2012年鑑誌コロニアを、そして2013年日本祭りと文協桜祭において展示されたブラジルの日本移民105周年エキスポが載っている2013年鑑誌を知事に手渡しました。

04アルキミン知事は文協機関紙コロニアのページをめくりながら、文協やブラジル日本移民資料館を訪ねた時の現役天皇陛下の写真や移民100周年式典の写真を見て興味を引かれておられる様子でした。とりわけ、元内閣総理大臣小泉純一郎氏のバンデイランテス官邸訪問についてコメントされました。

福島領事は感謝の意を表すために日本の有名な磁器「有田焼」をアルキミン知事に贈りました。そしてお礼としてサンパウロ市に関する一冊の本をいただきました。

最後に知事は訪問者全員と一緒に写真を撮り、謁見者一同の心遣いに心から感謝を述べました。

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