8月29日の日本館60周年記念式典に引き続き、30日(土)は日本館60周年記念イベントのセレモニーが開催されました。セレモニーは14時30分から始まり、120名が参加をされました。またセレモニーの中では、陶芸の展示会゛道と出会い゛のオープニングが実施されました。
セレモニーでは、サンタクルス病院石井レナト会長が ゛2014年に同じくして、日本館は建設60周年記念、サンタクルス病院は設立75周年記念を迎えることができ、光栄に思います゛と語られていました。続いて、陶芸展示会を管理責任者である、Kenjiro Ikoma・Olga Ishida・ Eliana Kankiの3名が ゛道と出会い゛について説明を行いました。展示会では ゛日本からブラジルに移住してきた陶芸の巨匠たちが日本の伝統ある文化を多くの方々に知っていただき、その素晴らしさを実感してほしい ゛と語っていました。
展示会では各陶芸家たちの1作品が販売され、その売上げは日本館とサンタクルス病院の運営費として贈与されました。展示会は、9月中の日本館営業日である水曜日、土曜日、日曜日に開催し、週末はワークショップが開かれました。
日本民謡コンサート
日本館60周年記念イベントでは、日本伝統音楽である民謡コンサートが開催されました。30日(土)には、神楽坂トリオ(シェーンキョウメイ、北原民江、ガブリエルレビー)、31(日)にはダニーロトミックが尺八コンサートを開催しました。民謡コンサートはブラジル日本邦楽協会を中心に9月中の週末に開催されました。
生け花展示会・お茶のセレモニー
7つのブラジル生け花協会が日本館60周年記念イベントとして、9月中の毎週日曜日14時より10名限定の生け花ワークショップを開催しました。
また日本館60周年記念と同じくして、裏千家ブラジル支部も南米布教60周年記念を迎えました。9月20日(土)午前11時から裏千家の方々により、一般向けにお茶のデモストレーションが日本館の茶室で実施されました。この茶室は、1954年日本館の開館式にて、当時若宗匠だった千玄室大宗匠が訪れ、お茶を点てた場所でもありました。
日本館60周年記念式典・イベントセレモニー
主催:日伯社会文化統合協会
企画:ブラジル日本文化福祉協会
協力:サンパウロ州文化局、サンパウロ市緑化環境局・文化局
在サンパウロ日本国総領事館、国際交流基金サンパウロ文化センター
茶道ブラジル裏千家センター、ブラジル日本邦楽協会
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