2014年度 秋の叙勲祝賀会

1月6日、午後15時より「平成26年度秋の叙勲」の受賞式が在サンパウロ総領事館公邸にて開催されました。この度、在サンパウロ総領事館管内においては、赤木政敏氏とジョアン・グランディーノ・ローダス氏の2名が福嶌教輝総領事より叙勲を受けました。

その後、19時30分より37の日系団体共催による祝賀会が文協ビルの貴賓室にて開催され、85名が参加をされました。同会には、佐野浩明首席領事や羽藤ジョージサンパウロ州議会議員などが駆けつけ、今回の受賞を祝福しました。

祝賀会におきまして、在サンパウロ総領事館佐野首席領事がお二方が表彰に至った経緯を述べられました。

旭日小綬賞を受賞されました、赤木政敏氏はブラジルの地に相撲文化を根付かせただけでなく、スポーツを通して日本の礼儀作法やわびさびの心をといった日本の精神を日系社会に広げてくださいました。また、多くのブラジル人に日本文化を伝える使命を果たしました。

旭日中綬賞を受賞されました、ジョアン・グランディーノ・ローダス氏はこよなく日本を愛し、日本ブラジル間での学術分野における発展に多大なる貢献をされました。日本とブラジルにおける若い学生たちが、互いの国を知る道しるべを築かれました。

その後、37の日系団体を代表し当協会の木多喜八郎会長、そして州議会議員の羽藤ジョージ氏は共に、受賞者のご家族や友人に祝福の言葉を述べられ、受賞者を称えました。

謝辞内で赤木氏は、「80年前、母に背負われ日本から移住してきた3歳児だった自分が、まさか日本政府からこんなにも立派な賞を頂けたことが夢のようだ」と語りました。次いで「日本の伝統を残してださった先輩方のおかげで今がある」と感謝の意を述べられました。最後に「パイオニアとして生きている私はまだまだ力強く頑張りたい」と熱い決意を残されました。

ローダス氏は、謝辞の冒頭で「日本という国を知ることができたのは日系社会の方々のおかげです」と感謝を述べられました。続いて「両国とも特別な関係にあり、似てる点もあれば異なる点もあります。ただ、その点があるからこそ互いが互いに多くの学びが築けることができます」と語られました。

ローダス氏は、「サンパウロ総合大学には、日本の起源を知る多く教授たちが在籍ています。その中の1人が私の友人でもある、国際法学の第一人者の二宮正人教授です。彼をはじめとする多く教授や学生がいることによってサンパウロ総合大学には日本の精神が宿っています」と言及されました。

式終了後、記念撮影が行われました。それから乾杯をし、参加者はお二方の受賞を大いに祝福されました。

ニュース

2025年度🎍新年祝賀会🎍

写真:石川レナト会長と小室千帆在聖首席領事 サンパウロ市制記念日でもある1月25日(土)、文協の入り口には、文協いけ花委員会が準備した伝統的な門松が飾られ、新年の到来を祝いました。 ブラジル日系主要5団体(文協、援協、県連、日文連、商議所)、そして在聖日本国総領事館の協力によって毎年開催するブラジル日系社会恒例の新年会は、本年も和やかな祝賀ムードの中、文協ビル2階貴賓室において、ブラジル日系団体の代表者ら120名が集まり開催されました。 本年2025年の新年会は、今年一年を通じて盛り上がることが期待される二つの記念行事「日伯修好通商航海条約130周年」と「文協創立70周年」の幕開けの意味も含まれました。 トミオカ・エリカ氏の司会進行のなか、文協女性コーラス委員会のメンバーが、指揮・吉田輝夫氏、ピアノ伴奏・イスラエル・マスカレニャス氏のもと、有名な新年の歌「一月一日」を披露したほか、「道はともだち」と「歌はともだち」を歌い上げ、新年の雰囲気を盛り上げました。

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ようこそブラジルへ!生稲晃子外務大臣政務官

2025年1月18日(土)、生稲晃子日本国外務大臣政務官のブラジルご訪問に対する歓迎式を、文協ビル9階にて開催いたしました。 開拓先没者慰霊碑参拝 歓迎式へご出席される前に、生稲外務大臣政務官は、まず、イビラプエラ公園にあるブラジル日本都道府県人会連合会が管理する開拓先没者慰霊碑を訪れ、祈りを捧げました。  日本館ご訪問 写真(左から):

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旧大正小学校開校110周年記念特別展「ブラジル日本語教育のあゆみ」2月28日まで@移民史料館 

JICAブラジル事務所・サンパウロ大学共催旧大正小学校開校110周年記念特別展 「ブラジル日本語教育のあゆみ」 旧大正小学校開校110周年記念特別展 「ブラジル日本語教育のあゆみ」    日 時:2025年2月1日~28日 ※一般公開は2月2日(日)から    場 所:ブラジル日本移民史料館8階        Rua São Joaquim, 381

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BUNKYO NEWS コロニア No.147

表紙の写真:2023年の第17回文協文化祭りの期間中に、 茶道裏千家ブラジルセンター林宗一代表の生徒である9歳の横畠 高橋アルツール君が、 公衆の前では初めてとなる、客をもてなす 「亭主」を務めている場面です。

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