展示会「仕事のかたち-伝統と手わざ-」

emailing expo artesanato BUNKYO国際交流基金は日本ブラジル外交樹立120周年記念事業として2月21日より日本伝統と技術が凝縮された工芸品の展示会を開催しています。展示会はブラジル日本移民史料館9階で行われ、陶芸、染織、金工、漆工、木竹工、紙など日々の暮らしの中で育まれてきた日本伝統的工芸品が展示されます。

職人たちは日本各地の伝統素材の特性を活かし、巧みな技術を駆使して、実用的かつ創造性の高いアイテムを生み出しています。芸術評論家である外舘和子氏は「昔からの伝統を守る職人たちは、日本の芸術に大きな影響を与えいてる」と語っています。

職人たちによる手作業と各地の伝統素材を用いて生まれた伝統工芸品ではありますが、日本の産業革命以降(1868-1912)手工から機械化された工芸品の大量生産により、現在では手工品を生産する職人は激減しました。

とはいえ、各地には今もなお昔ながらの手法で伝統を守り続ける偉大な職人たちがいます。彼らの技術は世界でも認められており、日本文化を守る貴重な存在です。外舘和子氏はその一人でもあります。

国際交流基金主催による同展示会は、シアトル(米国)をはじめ、リオ・デ・ジャネイロ、クリチバ、ブラジリア、マナウス、ベレン、レシフェを巡回し、今回サンパウロでの開催となります。

2月2日、文協で行われた寄木細工の講演会とワークショップに参加した箱根寄木細工職人の露木清高氏とブラジル人ビジュアルデザイナーのダニーロ・ブランコ氏の作品も展示会に並ぶほか、3月7日、14日、21日の3日間にはダニーロ氏による寄木細工のワークショップ「90年代より発展した寄木細工」が開かれます。
ワークショップはブラジル日本移民史料館9階、15時から17時まで。入場無料ですが、定員14名となります。整理券をワークショップ当日の14時30分より同所で配布します。ご興味がある方はぜひお越しください。

仕事のかたち-伝統と手わざ-
日 付: 2015年2月21日~3月22日
時 間: 火曜日~日曜日 13:30~17:30まで
場 所: 文協ビル-ブラジル日本移民史料館9階
住 所: Rua São Joaquim, 381 – 9º andar – Liberdade – SP (地下鉄サンジョアキン駅・徒歩5分)
入場無料
駐車場(有料):Rua Galvão Bueno 540
主催:国際交流基金
後援:文協-ブラジル日本文化福祉協会
ブラジル日本移民史料館
在サンパウロ日本国総領事館
ガラリアセントラル

お問合わせ:国際交流基金サンパウロ文化センター (11)3141-0110 www.fjsp.org.br

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