8月10日、19時からオリンピック男子サッカー競技のパブリックビューイングが文協多目的ホールで開催されました。
当日は、仕事帰りの駐在者や日系人など300名以上が集まり、日本代表にエールを送りました。
今回、オリンピックの開催にあたり日系主要5団体からなる訪問者支援委員会は、日本代表を応援する機会として今回のパブリックビューイングを企画し、現地に住む日本人や日系人、ブラジル人が親交を深める願いも込めてこの場を提供しました。
多目的ホールには、日本は徳島県の「阿波勝浦井端塾」から寄贈された500体のひな人形の一部が展示されました。
ひな人形の寄贈は、オリンピックの開催にともない日本文化の紹介活動の一環として行われ、
リオデジャネイロのジャパンハウスにも1500体が展示されています。同会場では1952年のヘルシンキ五輪、水泳1500m自由形で銅メダルを獲得した岡本哲夫氏やミュンヘン五輪、柔道93キロ級で同じく銅メダルに輝いた石井千秋氏などを取り扱ったブラジル日系社会スポーツの歴史がパネル展示されました。
パブリックビューイング会場には日本からの報道機関も駆けつけ、多いに盛り上がる応援を取材をされていました。
試合は日本代表が1対0のスコアーで勝利し、スウェーデン代表を下しましたが、決勝トーナメントの進出は惜しくもかないませんでした。
平日であるにも関わらず300名以上が集まり、一体となって日本代表を応援できたことは大変価値ある機会となりました。
今後もこのような機会があることを願うばかりです。
ご来場された皆様からの粉末洗剤寄付について
この度のパブリックビューイングでご来場くださった皆様から頂いた計120キロの粉末洗剤は、サンパウロ日伯援護協会へと寄贈されました。
写真はその寄贈式の様子になります。
みなさま、ご協力ありがとうございました。心から感謝いたします。