第21回日本祭り(7月21日、22日両日)内において、ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会、サンパウロ日伯援護協会、サンパウロ新聞社が共催し、それぞれのブースにて募金活動を行った「西日本豪雨被害義援金」の贈呈式が、8日午後3時より文協貴賓室で行われました。
2日間で集まった、合計5468.30レアル、1000円、21ドルの義援金は、呉屋祭典委員長と菊地義治実行委員長から、最も被害の大きかった広島県で役立ててもらおうと、ブラジル広島文化センターの平崎靖之会長、重田エルゾ第1副会長に手渡されました。
菊地実行委員長は、「日本祭り開催数日前に、サンパウロ新聞社の鈴木雅夫社長から『日本祭りで募金活動を行えばたくさん集まるのでは』との提案を受け、同委員会、援協、サンパウロ新聞社のブースにそれぞれ募金箱を設置した。協力してくれたのは、ほぼ日本人や日系人だったが、中には非日系人もその場で知って協力するなど、幅広い人々が支援してくれた。また募金箱の中には100レアル札が25枚も入っており、それは多くの人が心から心配している証だと思う」と話しました。
平崎会長は、「思ってもいない金額に感謝している」とし、「被災地が早く復旧する助けになるように、ブラジル広島文化センターでは9月半ばまで義援金を受付け、9月末には送金する」と説明しました。
同センター義援金キャンペーン用特別口座の振込先は以下の通り。
《CENTRO CULTURAL HIROSHIMA DO BRASIL, CNPJ 47.851.779/0001-12, BANCO SANTANDER (033), Agencia ? 4551 ? Rua Galvao Bueno, 31, C/C ? 000130 03986 5》