リベイラ川地域の歴史保存のため日系社会が一致団結

Share on facebook
Share on twitter
Share on linkedin

registro記:2019年2月18日
リベイラ川地域の日系人協会の代表者たちは、当局に対し、現在中断されたままのリベイラ川日本移民史料館を収容する建物建設の一日も早い工事再開を要請するため、他の日系団体に協力を求めています。

2月8日、レジストロ日伯文化協会およびレジストロ文化スポーツ協会の代表者が、この問題に対処するため文協を訪れました。

同代表者たちは現在、同館建設再開を要請する文書の提出を、全国レベルで重要な日系人団体および地方自治体に呼びかけています。この訪問で、文協も出来る限りの協力をすると約束し、一枚は文協の呉屋春美会長、もう一枚はブラジル日本移民史料館の西尾義弘ロベルト運営委員長、山下リジア運営副委員長の署名が入った文書を手渡しました。

registro

↑写真中央は佐々木悟(レジストロ日本移民記念館館長)、その左側に佐久川マリオソウシン(レジストロ文化スポーツ協会会長)、呉屋春美(文協会長)、西尾義弘ロベルト(ブラジル日本移民史料館運営委員長)、福原カルロス健二(文協副会長)、桂川富夫(評議員会副委員長)。 中央佐々木氏の右側には、川尻イリネウ誠(レジストロ日伯文化協会会長)、清水リーナ春美(レジストロ日伯文化協会プロジェクト開発部)、山下リジア(ブラジル日本移民史料館運営副委員長)、中島エドゥアルド(文協事務局長)、水本セルソ(文協常任理事)/(敬称略

問題の打開へ向けて

同館は、1922年に海外興業株式会社(通称:KKKK)が開いた南米一の精米所・倉庫群跡地にありました。その建設群は、1987年にサンパウロ州歴史遺跡認定局(Condephaat)によってその重要さが認められ文化財に指定されました。99年に改修工事が始まり、市と州が共同で改修して「文化教育センター」に生まれ変わり、02年1月にレジストロ移民史料館が精米所部分に開館したのです。また2010年7月24日には、リオの国立歴史美術遺産院(IPHAN)で『ヴァーレ・ド・リベイラの文化風景』の一部として連邦の文化遺産にも登録されました。
しかしながら、レジストロ市が、同市の発展のためにかねてから誘致を念願してきたSESC(商業社会サービス=民間の文化・スポーツ振興団体)が、「KKKKの建物を使えるなら」との条件を提示したのを受け「同市の発展のためなら」と、地元文協が涙を呑み、この建物を市に手渡した経緯があります。そして市は2019年にオープン予定のBeira Rio公園(毎年灯篭流しが行われる場所)に、歴史的資産と芸術作品のコレクションを収める移民史料館を新に造る事を約束しました。しかし建設は現在中断されたままで一向に進展する兆しが見えません。そんな状況を打開すべく、リベイラ川地域の日系人協会の代表者たちが動きだしました。

sesc registro

         ↑現在SESCの施設として使用されているKKKKの建物

歴史的重要性

ブラジル日本移民の歴史を語る上で、リベイラ川の地域に日本人が入植した事実は特筆する必要があります。なぜなら、1908年に始まった日本移民の多くはコーヒー農園の労働者として送り込まれ、豊かになり帰国することを目的としていた内容とは異なり、旧イグアッペ植民地(現レジストロを含む) は1913年に最初から殖民を目的として造成された場所であり、ブラジルが植民地化を目的とした日本人移民を受け入れた最初の地域であるためです。
ここブラジルに定住し、この場所で生きることを望んだ日本移民は、社会の一員となるべく言語を学び、ブラジルの条件に適応しそして彼らの文化と知識を共有しました。
そして日本移民がこの地に大きくもたらした産物は、木造技術や農業における知識、米、果物、野菜などの作物の多様化です。いちご、ポンカン、柿、カボチャ、きゅうり、はくさい等がそうですが特に、日本移民が紹介したお茶と、バナナの栽培が際立った貢献を見せました。

 

ニュース

CIATE コラボラドーレス会議 12月3、4日

在サンパウロ国外就労者情報援護センター(CIATE)主催 文協ネットワークプロジェクト委員会後援 国際シンポジウム開催のお知らせ CIATEでは、毎年、日本及びブラジルの当局者や、日本での就労・教育に携わる方を招いて日系ブラジル人の日本での就労に関するシンポジウムを開催しています。2021年度のシンポジウムは、「コロナ禍における在日ブラジル人の挑戦と2022年に向けた展望」というテーマのもと、12月3日(金)午後8時から、及び12月4日(土)の午前8時から、2回に渡って行われます。 本年のシンポジウムはCIATEのYouTubeチャンネルを通してのオンライン開催となります。(事前登録等は不要)ぜひご参加ください。 12月3日(金)午後8時~https://youtu.be/PZw2dDzRDig (ポルトガル語)

続き

報告:第50回山本喜誉司賞授賞式

去る11月5日、文協ビル貴賓室において、農業分野における日系人功労者に対して贈られる「第50回山本喜誉司賞表彰式」が行われました。新型コロナウイルス感染症拡大防止策のプロトコルに従い、今回は入場者の人数を制限しての開催となりました。3名の受賞者には、表彰状と花束に加え、石川レナト文協会長より、自身が経営するファゼンダ・アリアンサのコーヒーメーカーが贈呈されました。表彰式の後は会場をテーヒオに移し乾杯、夕食会へと続きました。 なお3名の受賞者は以下の通りです。 おめでとうございます! 岸本 晟 氏

続き

オンラインライブ「“Arigatô Mogi”」11月27日(土)8h~

モジ・ダス・クルーゼス文化協会主催オンラインライブ「“Arigatô Mogi”」11月27日(土)8h~ 平田ジョーエのプロデュース、ヤマイ・ケンジの演出にて、日本の歌謡曲やダンスのショーをオンラインにて開催します! 日本からは歌手のマルシアとエドアルドが参加!! どうぞお楽しみに!!!

続き

通常運営時間再開のお知らせ 8月26日~

サンパウロ州政府が策定した経済活動再開計画(Plano Sao Paulo)に基づき 、文協の各機関はCOVID-19感染防止策を徹底した上で、下記の通り8月26日から通常業務時間にて運営を再開致します。 •

続き

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *