報告:令和元年春の叙勲祝賀晩餐会

記:2019年8月16日

haru

7月25日の夜、令和に入って初めての日本政府による春の叙勲でその栄誉に浴した在聖領事管轄内受章者7名に対する「令和元年春の叙勲祝賀晩餐会」を、ブラジル日系38団体が協同で開催しました。
会場となった文協ビル多目的ホールには、それぞれの親戚や友人など約250人もの人々が詰めかけその栄誉を称えました。

受章者らはまず例年通り、午前中にモルンビーの在聖総領事公邸にて野口泰総領事によって執り行われた「令和元年春の叙勲伝達・祝賀式」に出席し、その輝いた面持ちのまま今度は祝賀晩餐会会場の壇上に用意された椅子に座りました。

主催者側の代表者として、文協の石川レナト会長、援協の税田清七副会長、県連の山田康夫会長、日文連の吉田エドゥアルド会長および在聖総領事館楠彰首席領事が登壇し、合わせて共催団体及び当日出席した合計43の団体名が紹介されました。

それらの43団体を代表し文協の石川レナト会長が祝辞を述べ「受章者全員に共通していることは、地域の日系団体を大きくするために日系社会に奉仕し還元していることだ。」と称賛しました。
在聖総領事館楠彰首席領事は「受章者は、ブラジルと日本の友好関係を強化することに献身しているという日本政府の認識を表している。」と強調しました。

その後、7人の受章者それぞれが挨拶に立ち、日本政府、家族、友人、日系社会に感謝の意を表し、出席できなかった岡野脩平氏の代理としては同じ柔道家の関根タカノリ氏が岡野氏の記した挨拶文を代読しました。

続いて、受章者の奥様方へ花束が贈られました。

最後に援協の税田清七副会長の音頭により乾杯がなされ、晩餐会へと移りました。

受章者の経歴はコチラ》》》

ニュース

第34回サロン文協現代美術展:12月8日(日)まで!

第34回サロン文協現代美術展  期 間:2024年11月24日(日)~12月8日(日) 時 間:月~金 13時~18時    土、日 10時~18時場 所:文協ビル 文化スペース    Rua Galvão Bueno 596,

続き

訃報:破魔 幸一郎 氏

2024年11月20日に、破魔幸一郎氏がお亡くなりになりました。91歳でした。 サンパウロ州マリリア市に生まれた幸一郎氏は、工業技術者であり、経営学を専攻し大学院も修了しました。同氏は父親の破魔六郎氏に倣い、生涯においてブラジル日系社会における子弟教育や日本文化継承のための活動に尽力し、ブラジルにおける日系社会の地位向上に大きな貢献を成しました。 幸一郎氏は1953 年に、サンベルナルド・ド・カンポ市にあるアルモニア学生会創立に尽力した、力行会の会長でもあった父六郎氏の仕事を引き継ぎました。1981 年から

続き

「あなたの名前で詐欺が行われ、日本の●●県警から逮捕状が出ている」と言ったような大使館職員を装った振り込め詐欺にご注意下さい。

在サンパウロ日本国総領事館からのお知らせ 【注意喚起】大使館職員を装った振り込め詐欺(特殊詐欺) 詐欺師「あなたの名前で詐欺が行われ、日本の●●県警から逮捕状が出ている。」 ○11月1日以降、在ブラジル日本国大使館の職員を名乗る者から電話で送金を求める振り込め詐欺の被害報告が複数寄せられています。○身に覚えのない不審電話を受けた場合には、詐欺の可能性が極めて高いと考え、金銭や個人情報を絶対に提供しないよう、冷静に対応してください。○日本の公的機関(大使館・総領事館・警察など)が、在留邦人の方々に逮捕を示唆して、金銭を求めることはありません。 1 事案概要 11月1日以降、ブラジル各州から特殊詐欺が疑われる事案の報告が相次いでいます。犯人は在ブラジル日本国大使館の電話番号を偽装表示し、日本語で「あなたの名前で詐欺が行われ、日本の●●県警から逮捕状が出ている。」などと嘘の話で金銭や個人情報を要求するなど、極めて巧妙かつ悪質な手口をとっています。また、被害報告はゴイアス州、セアラ州、サンパウロ州、パラナ州にまで及び、ブラジル全域に被害が広がることが懸念されます。

続き