訃報 本山省三氏 

サンパウロ州立総合大学(USP)教授で、科学史センター理事、ブラジル日本移民史料館館長、サンパウロ人文科学研究所理事長を務めた本山省三氏(二世)が、1月26日(火)午後8時50分頃、自宅でお亡くなりになられました。
81歳でした。
1月5日に81歳の誕生日を迎えたばかりでした。

夕方になっても、昼寝から起きてこないのを心配し、家族が部屋に様子を見に行ったところ、意識の無い状態で発見されました。
救急車で緊急搬送されましたが病院で死亡が確認されました。
死因は不明です。

葬儀は翌日27日に執り行われ、ゲッセマニ・アニャングエラ墓地に埋葬されました。

本山・ミズノ・ジュリア夫人との間に2人のご子息(ショウイチさん、シンジさん)そして、3人のお孫さんに恵まれました。

飽くなき探究心

本山氏はサンパウロ大学(USP)にて物理学を専攻(1967年卒業)、1971年には同大学の科学博士号を取得しています。
日本の早稲田大学理工学研究室博士研究員(招待研究員)でもありました。
1975年には東京大学の宇宙線研究室に在籍しています。
1976年にはサンパウロに戻りUSPで無料指導を行っていました。
また本山氏は、USPの哲学・文学・人間科学部の歴史学部の教授(1999/2009)として教鞭をとり、ユニット間科学史センターの所長も努めました。
1966年からサンパウロ人文科学研究所(人文研)の理事を務め、2004年から2019年まで会長の職を担いました。
それ以外にも ブラジルの日本移民史料館の館長(1991/1997および2008/2009)およびアカデミアパウリスタデヒストリアの議長15番のメンバーでもありました。

執筆活動

今までに、科学技術史をテーマにした32冊以上の本を執筆し、2011年は、第二次世界大戦の到来までの日本の移民の歴史について執筆した「日の出の象徴の下で(Sob o Signo do Sol Levante)」を出版しました。
その後、2016年にジャーナリストのホルヘ・オクバロとともに、1941年から2008年までの日本の移民の歴史を取り上げた「戦中戦後編『対立から統合へ』(Do Conflito à Integração – Uma História da Imigração Japonesa no Brasil)」も出版しています。
これらは、ポルトガル語版のブラジル日本移民『百年史』全5巻中3巻目です。

現在は、USPおよびブラジル日本移民史料館で主任研究員を務め、日本移民文化研究センターに参加し、史料館の9階に設置される展示会のキュレーターコーディネーターを務めていました。

本山省三氏のブラジル日系社会に対する数々の貢献に感謝申し上げ、心からご冥福をお祈り致します。

ニュース

ブラジル日本移民史料館9階 リニューアルオープン

お待たせいたしました! 去る2022年6月22日のブラジル日本移民史料館9階リニューアルオープニングセレモニーを経て、一般公開が始まりました。 前例のない展示品としては、「日本刀のコレクションスペース」と、アニメや漫画、コスプレ、ジャスピオンなどの戦隊ヒーローのアイテムを揃えた日本のさまざまな時代のアイテムを紹介する「ポップカルチャーコーナー」が挙げられます。 Previous Next

続き

第25回桜まつり 往復バスチケット販売中!

文協国士舘公園 第25回桜まつり 7月2,3,9,10日 今年も文協ビル前からサンロッケ市の文協国士舘公園までの往復バスチケットを販売しています! チケット代はお一人様50レアル、バスの時間は文協前発8時もしくは9時の2タイプからお選びください。(文協国士舘公園の入場料は無料です) 往復バスチケット料金:お一人様 50レアル 出発時間:

続き

毎月第一水曜日は「文協シネマ&フリマ」の日☆7月6日

毎月第一水曜日に開催する「文協シネマ」と「水曜フリマ」、7月は6日です!多くの方のご来場をお待ちしております。 ※サンパウロ市の政令(Decreto Municipal nº 60.989/2022)により義務付けられている通り、新型コロナウイルス感染症に対する2回(もしくは1回)のワクチン接種証明の提示が必要となりますことを、予めご了承ください。

続き

文協コンサート2022 7月17日(日)11時~

日 時:2022年7月17日(日)11時より場 所:文協小講堂入場料:20レアル 購入はこちらのサイトから≫≫≫Sympla    当日は1㎏の保存可能な品物(砂糖,コーヒー,洗剤など)の寄付をお願いしています 文協コンサート2022 7月17日(日)午前11時より、文協小講堂にてルーカス・ムラモトとレアンドロ・ロヴェルソによるコンサートを開催致します。 サンパウロ生まれのルーカス・ムラモトは、1歳で日本に移住し、東京でチェロのレッスンを始めました。彼は2017年にブラジルに戻り、2年間の奨学金を受けた後、オセスプ音楽アカデミーで勉強しました。彼は現在、ザルツブルクのモーツァルテウム大学とイタリアのシエナにあるアカデミア・ムジカーレ・チジャーナで勉強しています。 サンパウロで生まれたレアンドロ・ロヴェルソは、ハンガリーのブダペストにあるフランツ・リスト高等音楽院で、ユーリ・ピンゴと海外で5歳のときにピアノの勉強を始めました。彼は重要な音楽イベントで賞を受賞し、ヨーロッパとブラジルのいくつかの都市でリサイタルを行いました。

続き

イミグランティス・エコロジック・パーク&ブラジル日本移民史料館を巡るパッセイオ 7月19日(火)参加申込受付中!

イミグランティス・エコロジック・パーク&ブラジル日本移民史料館を巡るパッセイオ 大好評の「イミグランティス・エコロジック・パーク&ブラジル日本移民史料館を巡るパッセイオ」は、7月19日(火)です! 現在、参加申し込み受付中です。 なお、このパッセイオはサンパウロ州政府の新型コロナウイルス感染症拡大防止のプロトコルに従って開催致します。 つきまして、参加者全員、予防接種証明および医療記録表への記入、リスク認識参加同意書への署名が必要となります。

続き