ブラジル日系5団体主催 新年会および林特命全権大使歓迎会
去る2022年1月27日(木)、オミクロン株による新型コロナウイルス感染拡大を受け、文協ビル貴賓室には30名の招待客のみが出席、その様子をオンライン上で公開するハイブリット方式において、2022年度の新年会および昨年12月3日に着任された駐ブラジル日本国 林 禎二 特命全権大使の歓迎会を開催しました。
挨拶に立った文協の石川レナト会長は「既に2年間にもわたり影響を及ぼしているコロナウイルスですが、2022年の干支である虎が象徴する、忍耐、気力、活力、生命力をもって、引き続きこの困難に立ち向かって参りましょう」と鼓舞しました。また、林大使の歓迎の言葉として「現在、このブラジルの広大な大地に点在する日系団体をいかにしてまとめ、より価値を高めていくかが課題となっています。そのために、林大使がこれまで南米やカリブなどで培った経験や知識をぜひ、ご教示頂きたい。」と述べました。
林大使はそれに対し、まず「ブラジルで最大の日系社会を有するサンパウロと、それを代表する文協を訪問することができ大変光栄です」と述べ「日伯両国間の友好の架け橋となり、二国間の関係強化に貢献してこられた日系社会の皆様に対し、この場をお借りいたしまして、心からの敬意を表します。」と話した後「この日系社会がさらに発展するため、日系社会のさまざまな活動に対し、できる限りの最善を尽くします。」と述べました。
特に、これからの日系社会を率いていく青年の育成が重要であるとし、それに対して、より強力なサポートを惜しまないと語りました。
日本館訪問
この新年会の前日となる1月26日、一足早くサンパウロ入りした林大使は、県連の管理する先没者慰霊碑に参拝、その後日本館を訪問されました。