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報告:2023年度ブラジル日系社会の新年祝賀会

2023年 新年祝賀会 写真:左から司会進行・タケハナパトリッシア / 日伯文化連盟・吉田エドワルド理事 / ブラジル日本商工会議所・小寺勇輝会頭 / サンパウロ援護協会・洲崎淳副会長 / ブラジル日本都道府県人会連合会・市川利雄会長 / 宮坂国人財団・西尾ロベルト義弘理事長 / ブラジル日本文化福祉協会・石川レナト会長 / 在聖日本国総領事館・桑名良輔総領事 / JICAブラジル江口 雅之事務所長/JETROサンパウロ事務所・原宏所長 /ジャパンハウスサンパウロ・栗田クラウディオ運営局長 /ロドリゴ・グラール市会議員 2023年1月13日、ブラジル日系主要5団体および在サンパウロ日本国総領事館が共催し、文協貴賓室にて新年祝賀会を開催しました。 恒例となったこの新年会には、ブラジル日系団体関係者や、日本企業関係者に加えて、本年はブラジル当局関係者なども加わり、合計約 150 人が出席し、共に新年の門出を祝いました。 オープニングイベント タケハナ・パトリッシアの司会進行のもと、まずはバレリーナで振付師でもあるマツナガ・クラリスが、巫女に似た衣装を身に付け、大きな紅白の扇子を持って舞った優雅な踊りで幕を開けました。 司会者は、「この舞の振り付けは、今年一年、幸運に恵まれ、また、困難に立ち向かう勇気が湧いてくるようにとの願いを込めて作られました。」と説明しました。 ※マツナガ・クラリス :プロダンサーのマツナガ・クラリスは、5歳で器械体操を始め、6歳でダンスを始めた。15歳で世界最大の舞踊学校であるブラジルのボリショイ劇場に入学。サンタカタリーナ州では、世界最大のダンスコンクールと言われるジョインビレダンスフェスティバルに参加し、ソロ部門で2年連続入賞を果たした。 国歌斉唱 写真:文協女声コーラスのみなさん   指揮: 吉田輝夫/ ピアノ伴奏:ヤマナカ・アリアン 続いて、3年ぶりの出演となった文協女性コーラスによる日伯両国の国歌斉唱が行われました。 ブラジル日本文化福祉協会 石川レナト会長による新年の挨拶 ブラジル日系社会を代表して、挨拶に立ったブラジル日本文化福祉協会の石川レナト会長は、つい先日に起こったブラジル三権広場襲撃事件に触れ、「2023年は、ブラジル国民の平和的な性格と一致しない暴力行為により、我々にとって非常に困難な年になるだろう。」と話しました。 そして「私たち一人一人の個人的な立場に関係なく、我々ブラジル日系社会は、ブラジル社会の重要な一員として、ブラジルの地に再び平穏が訪れるように協力しなければならない。」と述べました。同時に「今はブラジル国民の幸福とブラジルの発展のため、秩序ある仕事と行動を続けましょう!」と鼓舞しました。 また、新型コロナウイルス感染症パンデミックによる未だ困難な状況にも言及し、「私たちは、何が何でも活動を継続する必要があります。」と強調しました。「生活は続いており、多くの人々が私たちの団体、特に社会福祉に特化した団体を今こそ必要としています。」と話しました。 そして最後に、「我々は、再び、こうして新年を祝賀するために集まることができた幸運に感謝し、人生を謳歌し、精神を強化し、社会貢献継続への決意を新たに、本年も邁進していきましょう!」と締めくくりました。 在サンパウロ日本国総領事館 桑名良輔総領事による新年の挨拶 続いて、在サンパウロ日本国総領事館の桑名良輔総領事が挨拶に立ちました。 まず、本年がブラジル日本移民115周年という節目の年であることに言及した後、「昨年は、Covid19パンデミックによる様々な制限が解除されたことにより、文協の活動においては、桜まつり、統合フォーラム、農業関連委員会による現地視察、山本喜誉司賞授賞式などが対面にて行われました。それ以外に日系6団体が共催したブラジル独立 200 周年祝賀パレード、そして、ブラジル日本都道府県人会連合会が主催するフェスティバル・ド・ジャポンの第23回目も、3年ぶりに対面にて開催されました。このフェスティバル・ド・ジャポンにおいては3日間で約18万の来場者がありました。」と昨年度の日系社会において、見事に復活した数々の活動を回顧しました。 また、パンデミックにより、日本へ一時帰国を余儀なくされていたJICAボランティアらについても、昨年から徐々にブラジルへ再来伯を果たしていることに触れ、今後、盆踊りや日本祭りなどが盛んな地方の日系団体に対する、再来伯の可能性に言及しました。 そして「ブラジル日系社会の皆様方によるご努力、そしてその行動力の凄さを目の当たりにし、感服しています。」と話し「ブラジルにおける日本文化普及活動の再開と、その尽力に心から感謝の意を表します。」と述べました。 また、小渕優子特派大使(2022年12月29日)および林芳正外務大臣(2023年1月8日)の訪伯にも触れ、「お二人は、ブラジル日系社会のもつ活力、何より、日系人の皆様の人間的な暖かさに対して、強い印象を残したに違いありません」と述べました。 また、ブラジリアでは、イタマラティにおいて両国の協力プロジェクトがいくつか話し合われたと桑名総領事は続け、「岸田、ルーラ両首脳が今年中に相互に訪問することを希望している。」と語りました。 万歳三唱と乾杯

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文協青年委員会からのお知らせ:ヘアー・ドネーション にご協力ください!2月5日(日)11h~16h

文協青年委員会は、サンパウロの社会事業団IAM INSTITUTO AMOR EM MECHASとともに「ヘアー・ドネーション」キャンペーンを行います。集められた髪の毛は、癌治療の副作用の影響や、脱毛症などで苦しむ女性に対し、かつらを作るために使用されます。 日 時:2023年2月5日(日)11時~16時場 所:文協展示館(文協ビル別館テーヒオ/R. SÃO JOAQUIM, 381 – LIBERDADE – SP)髪の長さ:15センチ以上     ※美容師がカットを行い、提供者には善行証明書が贈られます。 IAM INSTITUTO AMOR EM MECHASIAM 美容室や企業とパートナーシップを結び、様々な社会的イベントに参加して髪を収集、または投票箱を通じて寄付を募っています。ウィッグ、イヤリング、ターバン、がん患者の権利が書かれた本、化粧品など、患者の自尊心に貢献するアイテムを集めた「ラブキット」を治療中の患者に無償で贈呈する活動を行っています。 文協青年委員会 文協青年委員会は、16歳から40歳までの日系・非日系を問わず100名以上のボランティアで構成されています。ヘアードネーションは今回が初めての試みですが、過去2年にわたり、献血キャンペーンを実施するなど、社会貢献に努めています。それ以外にも、ブラジル日系社会で開催されるイベントでの手伝いも積極的に行うなど、若手リーダーの育成にも貢献しています。 ご協力よろしくお願い致します!

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MAFF・JETROからセミナー開催のお知らせ:2月3日(金)@文協大講堂(ハイブリット)/申込は1月31日まで

MAFF・JETRO共催【日伯食品・農業合同セミナー】 農林水産省は、JETROと共催で、日本とブラジルの食品及び農業分野でのビジネスや協力関係の一層の拡大を図ることを目的として、ブラジルのサンパウロとオンラインの同時開催で、食品・農業合同セミナーを開催します。 ************************************************************************************************ 日 時:ブラジル時間 - 2023年2月3日(金)9時~13時30分   日本時間    -    〃     21時~場 所:ブラジル日本文化福祉協会 大講堂参加費:無料申込方法及び詳細については、以下のオフィシャルサイトをご覧ください≫≫≫日伯食品・農業合同セミナー ************************************************************************************************

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報告:歓迎!林芳正日本国外務大臣

去る2023年1月4日から15日にかけて、日本国の林芳正外務大臣は、メキシコ、エクアドル、ブラジル、アルゼンチンの中南米及び米国(ニューヨーク、ワシントンDC)の合計5か国を歴訪され、各国の首相や外相と会談されました。 ここブラジルへは1月8日にサンパウロ、9日にブラジリアを訪問されました。 お忙しい日程を調整し、サンパウロにおいてはまず開拓先没者慰霊碑を参拝された後、日本館、ブラジル山口県人会、ブラジル日本移民史料館、ジャパンハウス・サンパウロをご訪問され、そのままブラジリアへ向かわれました。 以下、文協が運営管理する日本館およびブラジル日本移民史料館、そして同館9階で開催したブラジル日系社会の主要団体代表者らによる歓迎式および8階での歓迎昼食会の様子をリポートします。 日本館訪問 1月8日(日)の10時35分に日本館に到着。  ⇓写真はクリックすると拡大します foto1:日本館本館と展示室を繋ぐ渡り廊下にて木造建築日本館の手入れが行き届いた保存状態を称賛foto2:左から 日本館運営委員会委員長・栗田クラウディオ、日本国外務省中南米局・小林麻紀局長、文協評議員会・山下譲二会長、林芳正日本国外務大臣、文協・石川レナト会長、在聖日本国総領事館・桑名良輔総領事、日本館従業員 日本館内の板張り大広間に入ると、そこに備えられた茶室の前に足を止められた林大臣は「実は私は、茶道裏千家淡交会下関支部支部長でもあります。」と話しました。案内していた文協の山下譲二評議員会会長が「サンパウロ市政400周年を記念して建設したこの日本館の開館式には、茶道裏千家の千玄室大宗匠(当時:千宗興若宗匠)が出席されました。」と説明すると大変驚いておりました。 15分間という決められた短い見学時間を終え、林大臣は、ゆかりのあるブラジル山口県人会館へ向けて出発されました。 文協ビル到着 「11時55分に文協到着」という分単位で組まれたスケジュールどおりに文協入り口に到着された大臣を、ブラジル日本文化福祉協会の石川レナト会長と山下譲二評議員会会長が出迎えました。 文協ビルに到着した林大臣を、まずは、玄関入り口の小泉純一郎および安倍晋三元首相のご来伯記念碑にご案内しました。記念碑にはそれぞれの元首相が揮毫された言葉が刻まれています。 写真:文協ビル入口の階段を上る林大臣 ブラジル日本移民史料館訪問  ⇓写真はクリックすると拡大します foto1-ブラジル日本移民史料館運営委員会山下リジア運営委員長の案内で、最初の移民が到着した当時の説明を受ける林大臣foto2-日本人初期移民が住んでいた小屋を見学foto3-イグアペ地域の日本人移民の様子を展示した場所で、熱心に説明を聞かれるfoto4-当時使用されていたの医療道具の展示コーナーで足を止め、熱心に見学される 林芳正外務大臣歓迎式 ブラジル日系社会を代表して歓迎の挨拶に立った石川レナト会長は、新型コロナパンデミック禍時に、日本政府がブラジル日系社会に対し実施した数々の支援プロジェクトに対する感謝の意を表しました。そして、今後益々の日伯友好関係強化に向けての意気込みを語りました。 続いて挨拶に立った林外務大臣は、故小渕恵三元総理に倣い、学生時代にブラジルに一定期間滞在し、その後、三井物産の社員としブラジルに再滞在したことを想起し、「それ以来、今も変わらずにこうして日系の皆様の温かい歓迎を受けることができ、大変嬉しく思います。」と述べました。また今回の中南米および米国訪問の目的の一つとして「各国の日系社会との結合」を挙げ、そのために外務省に「中南米日系社会連携推進室」を設置することを決定したと発表しました。今後益々の日伯関係強化にはブラジル日系人の存在が必要不可欠であるとし、6世を数えるまでになった日本を知らない若い世代に対し招聘プログラムや奨学金等を提供するなどし、日本と日系社会とのネットワーク作りを強化していくと述べました。  ⇓写真はクリックすると拡大します foto1-司会進行役の有村侑奘ヘンリー氏が歓迎会の開会を告げるfoto2-日伯両国歌斉唱foto3-出席した日本当局およびブラジル日系主要団体の責任者らfoto4-石川会長の通訳を務める山下評議員会会長 石川会長は、ご訪問の記念として、ブラジルの天然石で つくられたアララ(和名はコンゴウ・インコ)の置物を贈呈しました。また、石川会長は式典後の歓迎昼食会時に、石川会長の経営するコーヒー農場のコーヒー、そしてブラジルを代表する作曲家のVilla-LobosのCDをプレゼントしました。CDに至っては、ピアノ演奏がお好きだという林大臣のために、会長自らショップに出向き、購入したものです。 林外務大臣は式典終了後、3グループに分けて、参加者全員と記念写真の撮影に臨まれました。  ⇓写真はクリックすると拡大します foto 1 – 着席者左から:日本国外務省中南米局・小林麻紀局長、林芳正日本国外務大臣、 ブラジル日本文化福祉協会・石川レナト会長、在聖日本国総領事館・桑名良輔総領事。後列左から:ブラジル陸軍エドソン・マサユキ・ヒロシ少将、日伯文化連盟・吉田エドワルド理事、ブラジル日本都道府県人会連合会・市川利雄会長、サンパウロ援護協会洲崎淳副会長、国外就労者情報援護センター 二宮正人理事長、文協・安永信一地方理事、ブラジル日本移民史料館運営委員会・山下リージア玲子委員長、ブラジル山口県人会・伊藤紀美子会長 foto 2 –  後列左から:文協・和田 ロドルフォ副会長、ブラジル日本語センター・日下野良武名誉会長、文協・テラサカ・クラウディオ地方理事、、ブラジル日本語センター・矢野敬崇理事長、野村アウレリオ・サンパウロ市議、宮坂国人財団・西尾ロベルト義弘理事長、上田雅三元司法高等裁判所判事、渡辺和夫元サンパウロ州高等判事、文協評議員会・山下譲二会長 foto 3 – 後列左から:照屋ウーゴ文協専任理事、有村侑奘ヘンリー(式典司会者) 、桂川富夫文協評議員会副会長、頃末アンドレ文協副会長、秀島マルセロ文協副会長、水本セルソ文協評議員会幹事、山村シルビオ副会長、白石テルマシェフ、中島エドアルド剛文協事務局長 歓迎昼食会 歓迎式典後は8階に会場を移し、歓迎昼食会が開かれました。 在聖日本国総領事館の桑名良輔総領事の乾杯の音頭により、歓迎昼食会がスタート。レストラン藍染が提供する和食を囲み、和やかな雰囲気に包まれた昼食会となりました。  ⇓写真はクリックすると拡大します

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報告:歓迎!小渕優子特派大使

写真:小渕優子特派大使の歓迎式典にて参加者らとの記念撮影 2022年12月29日 文協ビル貴賓室にて 日伯国会議員連盟副会長も務める小渕優子衆議院議員は、2023年1月1日のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ氏のブラジル国大統領就任式に、日本国を代表して出席する特派大使として2022年12月28日から2023年1月2日にかけてご来伯されました。大変お忙しいスケジュールの中、サンパウロ、クリチバ、ブラジリアの日系団体をご訪問くださいました。 以下は、サンパウロでのご公務のリポートとなります。 2022年12月29日 開拓先没者慰霊碑参拝 写真:小渕優子特派大使を案内する県連の市川利雄会長(右)と本橋幹久元県連会長(市川氏の左側) ブラジルに到着された29日、まずは、ブラジル日本都道府県人会連合会が管理する開拓先没者慰霊碑のあるイビラプエラ公園を訪問されました。小渕特派大使は、慰霊碑の前に花を捧げ、深々とお辞儀をされました。 ⇓写真はクリックすると拡大します 1-慰霊碑の歴史について説明する本橋幹久元県連会長2-過去帳などを納めた慰霊碑下の礼拝堂にて3-左から本橋幹久元県連会長、市川利雄県連会長、小渕優子特派大使、山田康夫県連前会長、桑名良輔在聖総領事、日本国外務省中南米局・中村和彦審議官 日本館訪問 写真:右から日本国外務省中南米局・中村和彦審議官、在聖日本国総領事館・桑名良輔総領事、文協評議員・山下譲二会長、小渕優子特派大使、ブラジル日本文化福祉協会・石川レナト会長、日本館運営委員会栗田クラウディオ委員長、日本館従業員 続いて、同じくイビラプエラ公園内に在る文協が運営管理を行う日本館を訪問されました。文協評議員会の山下譲二会長が約1時間かけて同館および日本庭園をご案内し、「この日本館の建設こそが、日本の敗戦という戦争終結をみた第2次世界大戦後に、それまで一体感をもっていた日系社会にあくまで日本の勝利を信じたい者(勝ち組)と、敗戦をいち早く理解した者(負け組み)とが対立して引き起った未曾有の混乱と分裂を乗り越え、ブラジル全土の日本移民が一致団結するきっかけとなりました。」と説明しました。 ⇓写真はクリックすると拡大します 1- 笑顔で日本館に到着した小渕大使を迎える文協の石川レナト会長、山下譲二評議員会会長、栗田クラウディオ同館運営委員会委員長2- 1967年に当時の皇太子明仁親王殿下美智子皇太子妃殿下の初ブラジル訪問を記念して植樹された松の木を案内する山下評議員会会長3-1995年の日伯修好百周年を記念して建てられたするモニュメントの前で4-錦鯉に餌をやる小渕特派大使5. 板張り大広間堂の茶室の端に座り、山下氏の説明に熱心に耳を傾ける小渕特派大使ご一行6-日本館の本館と展示室をつなぐ渡り廊下を歩きながら、日本館の建築方法を説明する山下評議員会会長7- 喧騒を離れたイビラプエラ公園内の日本館にてほんのひと時のコーヒータイム8-リラックスした雰囲気の中で笑顔の大渕特派大使 ブラジル日本移民史料館訪問 写真:移民史料館9階の東郷青児画伯の絵画の前で。小渕特派大使の右隣は同史料館運営委員会・山下リジア委員長 在伯群馬県人文化協会をご訪問後、文協ビル7,8,9階にあるブラジル日本移民史料館をご訪問されました。2004年のご来伯時にもご訪問頂いた同館は、昨年改修および近代化工事を終え、今回リニューアルした史料館をお見せすることができました。 ⇓写真はクリックすると拡大します 1-ブラジルへの日本人移民の始まりについて説明する山下リジア同館運営委員長2-大竹和三郎による初の『葡和新辞典』について説明する山下譲二評議員長3-サンパウロの農業拡大の最前線で活躍する日本人移民について説明4-第二次世界大戦中、日本移民が直面した混乱を表現するために用いたトンネル形式での展示5-1998年のブラジル日本人移民90周年記念式典に外務大臣としてご来伯された小渕恵三氏を紹介するパネルに見入る小渕特派大使6- 移民によってブラジルに齎されたスポーツについて説明 歓迎式 写真:歓迎式典の冒頭。左から司会の有村侑奘ヘンリー、日伯文化連盟・吉田エドワルド理事長、ブラジル日本都道府県人会連合会・市川利雄会長、サンパウロ日伯援護協会・税田パウロ清七会長、ブラジル日本文化福祉協会・石川レナト会長、小渕優子特派大使、在聖日本国総領事館・桑名良輔総領事、ブラジル日本商工会議所・村田俊典会頭、日本国外務省中南米局・中村和彦審議官 18時からは、文協ビル2階の貴賓室にて、ブラジル日系主要団体の代表者ら約40名による歓迎式が行われました。 ブラジル日系社会を代表して歓迎の挨拶に立った石川レナト文協会長は、これまでの日本政府おびその関係機関によるブラジルおよびブラジル日系社会に対する数々の支援に感謝の意を表したあと、小渕優子特派大使の父親である故小渕恵三元日本国総理大臣とブラジル日系社会との30年にも及ぶ交流の記憶を辿りました。そして今後は小渕優子特派大使にそれが引き継がれ、日伯友好関係が末永く続くことを期待していると述べました。 小渕優子特派大使もあいさつの中で、歓迎式典開催に対する感謝の意を表した後、父親である故小渕恵三元総理とブラジルに関する数々のエピソードが語られました。これにより我々日系人は、小渕恵三氏が、生前どれ程ブラジルの日系人を大切に思い、生涯の友と捉えて下さっていたかを知ることとなりました。最後に「日系人の皆様が誇りに思うような日本であるために、政治家として責任を持って頑張っていきたい」と締めくくりました。 ⇓写真はクリックすると拡大します 記念品として、ブラジルの天然石で作られたトゥッカーノの置物を贈呈しました。写真右の青い達磨は、2022年11月に石川会長が訪日し、小渕議員を表敬訪問した際に小渕議員より頂いたものです。「小渕議員の再来伯」を祈念して、目玉をひとつ入れました。 歓迎夕食会 ⇓写真はクリックすると拡大します 19時からはレストラン藍染が提供する和食を囲んでの歓迎夕食会となりました。 ⇓写真はクリックすると拡大します 1,2- 歓迎式で挨拶をする小渕特派大使3- 乾杯の音頭をとる桑名総領事4- 石川会長と乾杯する小渕特派大使5- 司法高等裁判所判事に日系人で初めて就任した上田雅三元判事を小渕特派大使に紹介する桑名総領事6- 名刺交換をするサンパウロ日伯援護協会・税田パウロ清七会長7- 名刺交換をする渡部和夫元サンパウロ州高等判事8- 名刺交換する宮坂国人財団理事長で、文協の副会長の西尾ロベルト氏9- 左から、ブラジル日本語センター・矢野敬崇理事長、小渕特派大使、同センター日下野良武名誉会長、茶道裏千家ブラジル出張所の林宗円駐在副代表10-ブラジルいけ花協会の外塚クリスチーナ会長11- 文協地方理事(サンパウロ市東部)の小田セルジオ氏(左)と社会福祉法人こどものそのの理事長で文協副会長の頃末アンドレ氏(右)12- 裏千家淡交会 ブラジル協会のエリソン・トンプソン・デ・リマ・ジュニオール会長13-照屋ウーゴ文協専任理事 2022年12月29日 サンタクルス日本病院視察 この日は、サンタクルス日本病院を視察されました。

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毎月第1水曜日は「文協シネマ&フリマ」の日☆2月は1日(水)です!

毎月第一水曜日に開催する「文協シネマ」(共催:国際交流基金サンパウロ事務所)と「水曜フリマ」、2023年2月は1日(水)です!多くの方のご来場をお待ちしております。 【文協シネマ】 「猫忍」日 時:2023年2月1日(水)13時~場 所:文協ビル大講堂料 金:無料※ポルトガル語字幕付き  映画の詳細はコチラ≫≫≫映画.com   【水曜フリーマーケット】 日 時:2023年2月1日(水)10時~15時場 所:文協ビル大講堂前ロビー フリーマーケットには、古着(新品あり)、雑貨、古本、アクセサリー、ハンドメイド作品、和菓子、弁当、野菜などが出品されます。掘り出し物が見つかるかもしれません!どうぞ、お気軽にお越しください。 ※この水曜フリマは文協図書館が主催しています。出展希望の場合は文協図書館(ワッツザップ:(11)975226-6101)までお問い合わせください。

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日本館:サンパウロ市政記念につき入場料無料(1/29まで)🥁25(水)・28日(土)はイベント開催

サンパウロ市政469年記念 今から469年前の1930年1月25日、サンパウロ市が誕生しました。 ちなみに、この「サンパウロ (São Paulo)」という名称は、キリスト教における聖人の1人である「聖パウロ」のポルトガル語表記となります。 この市政を記念し、弊会が運営管理する日本館では、1月25~29日の5日間入場料を無料とするほか、以下のイベントを開催します。 どうぞ、お気軽にお越しください! 【サンパウロ市政記念イベント】日 時:2023年1月25日(水)~29日(日)10時~17時場 所:イビラプエラ公園    詳細は、こちらのサイトをご覧ください≫≫≫日本館 1月25日(水)苔玉教室 1月28日(土)アトラクション ・ナカセ・リカルド歌手による歌謡ショー・パフォーマーグループによる「絆の音」・和太鼓ワークショップ (11時~)・こどものそのメンバーによる演奏(12時40分~) お問合せ:日本館 (11) 99538-1927 / (11) 96390-2404または pavilhao@bunkyo.org.br

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報告:石川レナト会長日本訪問

昨年末の2022年11月13日から25日にかけて、石川 レナト 会長と秀島 マルセロ 副会長が訪日し、日本政府および在日のブラジル政府関係者をはじめ、数々の関連団体を訪問し交流を深めました。 訪日の全日程においては、現在日本在住の、元在マナウス日本国総領事館の総領事を務めた関口 ひとみ氏の同行を得ました。 訪日への意欲 この訪日の構想が具体化したのは、2022年6月初旬に、文協で開催された海外ブラジル代表者会議(CRBE)主催の「第8回 世界ブラジル人会議」においてでした。  写真:(CRBE)主催の「第8回世界ブラジル人会議」 これに出席していた、在名古屋ブラジル領事館が管轄する市民協議会のエディウソン・キンジョ会長との会話の中で、石川会長は、在日のブラジル領事館等を訪問してはどうか、というアイデアが浮かんだのです。 石川会長は「訪日することにより、在日のブラジル政府関係者および在日日系社会を訪問することで生の声を聞くことができ、また日本政府機関の代表者との会談を通じて、日伯交流強化の機会にもなる」と考えました。何より、石川会長が兼ねてより、もっと広範囲に紹介したいと考えていた、現在文協の青年委員会が取り組んでいる2つのプロジェクト「ジェネレーション・プロジェクト」と「ネットワーク・プロジェクト」を紹介する絶好のチャンスになると確信したのです。 訪日で得た多くの実り 石川会長は2022年の年末に実行した訪日について「ブラジルと日本の当局の暖かい歓迎を含め、素晴らしい成果を得ることができた。」と報告。今回の訪問をひとつのステップとし、今後以下の活動につなげる提案をしました。 ・文協の青年統括委員会によって展開されている「ジェネレーション・プロジェクト」と「ネットワーク・プロジェクト」を更に発展させるため、対面およびオンラインによる日本側でのパートナーを発掘 ・文協サイト内に、求人企業および求職者情報などを掲載する「在日ブラジル人フレンドコーナー」を設置 ・在日ブラジル人の実態に焦点を当てた「文協統合フォーラム」の特別編を実施(2023年) ・日伯および伯日議員連盟の連携強化の推進 以下、訪日の報告となります。 1 日目: 2022 年 11 月 14 日(月) 【 訪問 – JICA本部 】 11月14日午前、JICAの田中 明彦 理事長と面談。JICA理事長室長の大塚 卓哉 氏、理事で中南米部を担当する宮崎 桂 氏、そして中南米部長の小原 学 氏、また滝口 昭夫 氏、木田 勝人 氏も同席。JICAによるブラジルおよびブラジル日系社会への数々の支援に対し、感謝の意を表しました。 【 訪問 – JICA横浜

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Conheça os homenageados no Prêmio Literário Nikkei 2020

A Comissão de Atividades Literárias realiza, no dia 14 de novembro, sábado, a partir das 13h, a Cerimônia de Outorga do Prêmio Literário Nikkei 2020. O evento acontece no Studio Bunkyo e premia obras em Língua Japonesa, Língua Portuguesa e Mangá em evento online. A Seção Língua Japonesa estará outorgando

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Esportes: Conversa com os professores campeões

“Pouco a pouco acompanhamos a retomada das atividades esportivas”, afirma Roberto Tanaka, diretor de Esportes do Bunkyo, “assim, neste momento, desejamos oferece informações e conhecimentos sobre diferentes modalidades, principalmente aquelas tradicionalmente praticadas na comunidade nikkei”. Para tanto, está programado para o próximo dia 11 de novembro, a partir das 19h30,

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訃報 大浦文雄氏

「福博村」と呼ばれているスザノ市南部の農業地域ヴィラ・イペランジャ地区の日系集団地において、福博村会会長など歴任した大浦文雄さんが7日、スザノ市内の病院でお亡くなりになられました。96歳でした。大浦氏は2週間ほど前に、庭でサソリもしくは毒蛇の被害に会い、毒が腎臓に回り入院中でした。 大浦氏は「憩いの園」や「こどものその」の理事会にも加わるなど 常に他者の為に生きる姿勢を貫いていた他、ブラジル日本移民の歴史を後世に伝える使命を持ち、ブラジル日本移民史料館創設にも積極的に尽力、サンパウロ人文科学研究所の理事会にも参加していました。2011年には『子供移民・大浦文雄』(大浦玄編著、大浦文雄監修)を出版しています。 ご冥福をお祈りいたします。

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サンタクルス病院 ドライブスルー式 PCR 検査のご案内

海外渡航の際にPCR 陰性証明が必要な国もありますので、ご希望の方には英文での証明書も発行しております。 検査時間:原則月曜日から土曜日の午前 9:00-12:00 となります。その他の時間帯を希望される方は予約フォームにご記入頂くか、お電話にてご相談ください。 検査場所:サンタクルス病院 / ドライブスルー(屋外) / 住所:Rua Santa Cruz, 398 – Vila Mariana – CEP 04122-000 – São Paulo / Drive Thru 料金:診察料 150レアル、検査料 300レアル 、計 450レアル (※カードまたは現金でお願いいたします。 ※現金の場合は、おつりがないようお願いたします。) 診察と検査の所要時間:約 30分 検査結果までの所要日数:3営業日(※検査結果は、メールにて送付いたします。※ご希望の方には、検査結果の説明をいたします。) ご注意   ◽️咳や発熱が続く、強い倦怠感、味覚異常・嗅覚異常など現在新型コロナウイルスを疑う症状のあ る方は対象ではありません。当院の外来診療科をご受診ください。ご予約は、(11) 97572-4602 (24時間日本語対応)までご連絡ください。 ◽️本 PCR 検査は、保険外診療で自費での診療となります。 ◽️企業・団体でまとまってのPCR 検査を実施したい場合は、agendamento@hospitalsantacruz.comまでご連絡ください。 お申込みはhttps://www.hospitalsantacruz.com.br/teste-pcr/または、当院緊急コールセンター(11-97572-4602 /24 時間日本語対応)までご連絡ください。

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第4回 高齢者介護年次大会

8月28日(金)、宮坂国人財団およびサンタクルス病院後援のもと、文協の社会福祉委員会プロジェクト「介護者のケア」グループが「第4回 高齢者介護年次大会」を、初めてオンライン形式で開催します。 現状に一致する、今回のテーマは「パンデミックと高齢者の介護者の役割」になります。 講演者は全員プロの介護師です: ️ソニア・マラ・ダ・シルバ ️ジョルジェ・ロベルト・ダ・シルバ ️マリア・ファーチマ・オリベイラ 日時:8月28日、14時から16時まで リンク:www.youtube.com/bunkyodigital

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<訃報> 画商・実松寛さん逝去 新型コロナ後遺症が悪化

ブラジルを代表する洋画家の一人、間部学の作品を多く扱った画商として知られる実松寛(ゆたか)さんが、23日にサンパウロ市のサンカミーロ病院で新型コロナの後遺症によって亡くなった。享年91。  実松さんは二世で、聖市リベルダーデ区のアルバレス・ペンテアド商業大学を卒業。エコノミストとして活動し、1972年には日本国外務省の研修生として訪日した。   ピラチニンガ文化体育協会会長、日伯文化連盟の副会長や評議員、ブラジル日本文化福祉協会評議員を務めた。画廊「Escritório de Arte」の経営を行い、間部学の信頼を受けて、その作品を多数扱ったことで知られる。  関係者によると、1カ月前に新型コロナウイルスが原因で入院。治療の結果、コロナウイルス自体は完治したが、血管に炎症を起こす同ウイルスの特性から脳に後遺症が残り、その治療が困難となって亡くなった。  葬儀は家族のみで行われた。ただし「実松さんお悔やみの会」を29日10時からサンパウロ市内の教会Santuario Nossa Senhora do Rosario de Fatima(Av.Dr.Arnaldo,1831,sumare)で行う予定。 出典:https://www.nikkeyshimbun.jp/2020/200826-74colonia.html

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8月24日より卓球レッスン再開

新型コロナウイルス感染症対策に配慮し、文協の卓球レッスンは8月24日(月)より再開いたします。 なお、コロナ重症化リスクが高い方たちの参加はご遠慮させて頂いております。 時間割は以下の通りです: 月水   グループ1 10時から11時 グループ2 11時30から12時30 グループ3 14時から15時 火木   グループ1 11時30から12時30 グループ2 13時30から14時30 土(フリー練習)   グループ1 9時30から10時30 グループ2 11時から12時 グループ3 13時から15時 注意事項: 試合している時以外は、マスクを必ず着用してください 他人の物に触れた時は、石鹸やアルコールで手を清潔にしてください 先生は生徒のラケットに触らず、2メートルの距離を守ります 生徒は水飲み場から直接水を飲まず、自分のコップや水筒をご持参ください 練習が直ぐできるような服装でお越しください 練習場には生徒以外の方は立ち入り禁止です 自分のラケットとボールに名前を書き、サーブの時は必ず自分のボールを使ってください ボールが落ちたら、自分の物だけを拾ってください ダブルスの練習および試合は行いません 事前に先生への出席確認が必要です 練習場の入り口と出口は別々になります 卓球テーブルの近くにはハンドジェルが準備してあります テーブルとテーブルの間隔は2,5から3メートルです 到着時、体温測定が行われます お問い合わせはシジ・フルヤマ先生へご連絡下さい: cidaofuruyama@gmail.com

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