4月になり、季節は「秋」となりました。秋といえば「食欲の秋」「運動の秋」「文化の秋」と様々な「秋」が聞こえてきます。そんな秋の訪れにあわせ、文協ではみなさまの「読書の秋」を充実させるために毎年恒例「秋の古本市」を開催いたします。
「読書の秋」という言葉が、使われるようになった由来を知っていますか?中国・唐代の文人である韓愈(かんゆ)が残した詩の中に、「燈火(とうか)親しむべし」という一節があります。その意味は、「秋になると涼しさが気持ち良く感じられ、あかり(燈火)になじむようになる」。つまり、秋は読書に一番適した季節であるということを表現したこの言葉が、「読書の秋」の由来とされています。
秋は気温が14度~16度と脳の活動に最適な温度になるため、読書や勉強に没頭しやすい時期なんだそうです。サンパウロでは前述の温度になるまで、もう少しばらく待つ必要がありそうですね。
同古本市では、マンガ、辞書、子供用の本、小説、雑誌などたくさんの書を取り揃えています。皆様、お誘い合わせの上、是非お越しください。貴重な1冊にめぐり合えるかもしれません。
主催:文協図書委員会
日時:4月19日(日) 9時~15時まで
場所:文協展示室(図書室階下)
Rua São Joaquim, 381 – Liberdade – São Paulo – SP
(地下鉄サンジョアキン駅近く)
ボランティア募集:図書委員会では古本市の準備、販売のお手伝いを募集しています。可能な日、時間帯でもかまいません。ぜひ、ご協力ください。
4月18(土) 朝9時集合 書籍整理、会場設営
4月19(日) 朝8時30分集合 図書販売
問い合わせ:(11) 3208-1755まで